チェンの振付師としてのデビューは、1999年のApril/May season of Ballet under the Stars for Singapore Dance Theatre に始まり、以来個性豊かな作品を次々と創作している。
2010年のSingapore Youth Festivalでは、チェンの
振付け、指導により出場したSingapore Chinese Girls’ School (SCGS)が、“Serenade”, “Allegro Briliante”, “Swan”をはじめとする全ての作品で、金賞を受賞した。また、同校は、2010年に開催されたThe Barcelona Costa Brava International Dance Competition に於いてもクラシックバレエ部門で1位、
グループ部門ではDance Grand Prix Europe賞、
ベストコスチューム賞を受賞するなど、チェンの指導の元、数々の賞を受賞している。
更に、SCGSの振付けだけではなく、ラサール藝術大学でもバレエ客員講師としてダンサーの指導に当たり、有力な若手を育てることに尽力する。
2006年には、チェンバレエアカデミーを、妻であり同校校長でもあるYaling Tanと共に設立し、アーティストディレクターとして、日々高度な技術と表現力の指導に当たっている。
同校では、選抜された生徒達を、米国で開催されているWorld Ballet Competition Fainal に、2011年より毎年出場させており、クラシック部門、コンテンポラリー部門(チェン振付け)の両部門に於いて優秀な成績を修めている。
2013年に於いては、チェンは、指導者とし、アメリカンバレエコンペティションで「Preserving and Advancing High Standards in Teaching and Artistic Development of Dance Students」を、ワールドバレエコンペティションで「Teacher/Coaching Award Jury Prize」を受賞している。
2014年に東京で行われたNBA(日本バレエアカデミーバレエ団)全国バレエコンクールにおいて、コンテンポラリー部門の「特別振付優秀賞」を受賞。同年のNBAジュニアバレエコンクール福岡では指導者特別賞を受賞。
2015年のJapan Ballet Competition 福岡にて、最優秀指導者賞を受賞したほかNBAジュニアバレエコンクール福岡で指導者特別賞を受賞。
2016年のザ・バレコン東京2016では、優秀指導者賞、2016年のNBAジュニアバレエコンクール札幌では、4部門で指導者特別賞を受賞。
Hsienfa Chengのこれまでの数々の受賞は、彼のバレエ藝術に対する真摯な姿勢が導いたものであり、国内外に於いて高い評価を得るに至っている。
|